こんばんは!ベイスターズ女子ブロガーのあゆ(@yuntyaba)です。
もうすぐ本格的な夏がやってきますね。
暑い夏にビール片手に野球観戦って最高ですよね!!
ハマスタグルメのベイカラ(唐揚げ)なんかがあれば、もう最高すぎます。
夏は楽しいことがたくさんありますが、日焼けや熱中症など気をつけておきたいこともたくさんあります。
なんと年間6万人もの人が毎年熱中症で救急車で運ばれているんです。
だいたい熱中症にかかりやすいのが5月〜9月だとすると、毎日約400人が運ばれている計算になります。ちょっと恐ろしすぎますよね。
しかもこれが野球観戦の時となると、そのリスクはさらに高まります。
今回は、野球観戦のときにしておきたい熱中症対策についてまとめました。
野球観戦の時は熱中症対策しておかないと怖い
野球の公式戦はベイスターズだと6月中頃からデーゲームはなくなりますが、5月でも気温が30℃を超える日もでています。
デーゲームでなくても、ドームの試合だとしても油断はできません。
熱中症は気付かないうちにどんどん症状が進んでいくので、しっかりとした対策が必要です。
高校野球の地区予選や甲子園は日中も試合が行われるので、さらに気をつけなければなりませんね。
熱中症で運ばれるケースが相次いでいます
2019年5月現在、熱中症で運ばれるケースがかなり起きています。
まだ5月なのに!?と思ってしまいますが、その日が暑いというだけでなく、前日は涼しかったのに今日は暑いといった前日との寒暖差が激しい日は熱中症にかかりやすいのです。
まだ肌寒い日もある5月は本当に注意が必要です。
運動会の練習をしていた子供たち、郊外学習に出かけていた子供たちなど、熱中症で搬送されたというニュースが連日のように流れています。
こんな症状がでたら危険!熱中症のサインとは
熱中症は重症度が1〜3まであります(3にいくほど重症)。
といっても重症度1の症状がでてもすぐに救急車を呼んで病院に行った方が良いので、このような症状がでれば危険と覚えておいてくださいね。
【重症度1】
・めまいや立ちくらみ
・気分が悪い
・手足のしびれ
重症度1のときは水分が3〜4%不足している状態です。
【重症度2】
・頭痛
・だるい
・吐き気
・力が入らない
重症度2のときは水分が5%以上不足している状態です。
【重症度3】
・身体があつい
・ひきつけを起こす
・返事ややりとりがおかしい
・まっすぐ歩けない
重症度3のときは水分が8%以上不足している状態です。
もしも、重症度1〜3のうちどれか1つでも当てはまるようであれば、すぐに病院にいきましょう。
野球観戦のときしておきたい熱中症対策5つ
野球観戦では、屋外にいるというだけでなく応援で体力を使います。
熱中し気づいたら水分や塩分不足になっていたという可能性もあります。
そこで、野球観戦のときに気をつけておきたい熱中症対策を5つあげました、
・水分・塩分補給をしっかりする
・涼しい格好をする
・帽子やタオルなど日除け対策をする
・身体を冷やせるグッズを持っていく
・冷却スプレーを持参
野球観戦の熱中症対策1:水分・塩分補給をしっかりする
まず1番重要なのは、水分・塩分補給です。
「ノドが乾いたな〜」と思ったときにはすでに身体は水分不足になっているので、何分おきに1口という風にきめておいて、ノドが乾いていないように感じても水分を口に含ませるのがポイントです。
ついつい熱中してしまうと時間や水分補給を忘れてしまいますから、1人アウトになったら飲むというルールを作ってもよいですね。
もう一つポイントは塩分の補給をすることです。
野球観戦にいったらおいしいグルメがあるし、ビールをついついたくさん飲んでしまいますよね。
ビールだけではしっかりと水分塩分補給したことにはなりません。むしろ水分不足を引き起こしてしまいます。
ビール100mlを飲むと、体内のアルコールを分解するなどで体内の水分が120ml失われるといわれています。
飲んだビール以上に水分が失われるというのは、とても怖いことです。
さらにビールは利尿作用もあるので、さらに水分が奪われます。
手軽にできる塩分対策として、塩分を含んだものや塩分を含んだ飲み物が効果的です。
荷物にならず、便利な塩分チャージできるタブレットです。
あのCCレモンから新しい味が新登場です。
塩レモン味で熱中症対策にはもってこいです。
通常、球場ではペットボトルなどの持込はできませんが、横浜スタジアムでは熱中症対策のためのペットボトルは少量なら持込可能です。
野球観戦の熱中症対策2:涼しい格好をする
風通しのよい涼しい格好をして野球観戦にいくというのも大切です。
涼しい服というのは、素材が重要です。
ノースリーブだけど全然涼しくない!という場合は、素材選びが間違っているかもしれません。
夏におすすめしたい涼しい素材はこちらです。
・コットン
・リネン
・シルク
この3つの素材だと涼しく感じます。
コットン(綿)は、汗をかくとすぐ乾きにくいので少し暑く感じる場合もあります。
リネン(麻)は肌触りが涼しく、汗などの水分を外に逃がしてくれます。
シルクは、適度に水分を放湿してくれるので、熱や湿気がこもりにくく、快適に過ごせます。
ユニフォームの素材は変えることができませんが、インナーやボトムスを涼しい素材に変えるだけで大違いですよ。
野球観戦の熱中症対策3:帽子やタオルなど日除け対策をする
帽子やタオルをもっていくのは絶対マストです。
帽子をかぶることでかなり頭へのダメージが抑えられますし、暑さもやわらぎます。
タオルは汗をサッとふけて不快感も減らせますし、首にまいておけば首のうしろの日焼けも防いでくれます。
ベイスターズのキャップは、つばが大きいので顔全体が影になって日差しよけに便利です。
わたしは普段から公園にいく時にもかぶっています。
タオルはベイスターズのマフラータオルが長くて便利です。
首にかけておくと直射日光を防げるので、身体へのダメージも減りますよ。
キャップやタオルを使ったかわいい野球女子のコーデはこちらの記事からお読み頂けます。

野球観戦の熱中症対策4:身体を冷やせるグッズを持っていく
身体を冷やせるグッズはいろいろあるんですが、野球観戦のときにしておきたい汗対策の記事でも紹介した「首」とつく場所を冷やす方法が効果的です。
首筋、手首、足首に熱がこもりやすいので、そこを重点的に冷やすのが良いです。
このアイテムは、マフラータオルの下にしのばせて首を巻いておくとひんやり涼しくなります。
また、家からタオルを凍らせて持っていくのも手軽で効果のある方法です。
「凍らせタオル」といって、簡単に作ることができます。
凍らせタオルの作り方と使い方
ハンドタオルを水に濡らし、よく絞ります(何個か作っておくと便利です)。
そのままジップロックなどの保存袋にいれ凍らせます。
ジップロックのまま、できれば保冷バッグなどに入れ球場までもっていくだけでOKです。
凍らせタオルは、タオルで身体をふいたり、キャップの中に入れたり、首や脇を冷やすととても涼しいですよ。

野球観戦の熱中症対策5:冷却スプレーを持参する
冷却スプレーとは、直接からだに使うのではなく、服にスプレーすることで服が涼しくなるというものです。
スプレーからは、マイナス20℃の冷気が出てきて、身体を冷やしてくれます。
汗をかくたびにひんやりと涼しくなって、暑さをやわらいでくれるんです。
しかも!消臭剤も配合されているので、汗などのニオイも消してくれます。
暑い野球観戦にはなくてはならないアイテムです。
熱中症のメカニズム
熱中症はこのように進んでいき、最悪の場合は死に至るケースもあります。
・汗で体温が下がる
↓
・塩分不足や脱水症状になる
↓
・汗がでなくなる
↓
・血流が悪くなり体温が上がる
↓
・意識障害や内臓にダメージ
↓
・死に至る、後遺症が残る
気づけば気分が悪くなり意識がなくなるということもあります。
熱中症はあなどってはいけません。
しっかりと対策することが必要です。
熱中症まとめ
熱中症は恐ろしい症状です。
しっかりと対策しなければせっかくの楽しい野球観戦も、大変なことになってしまいます。
「今日は暑くないし大丈夫」「わたしは体力があるから大丈夫」と大丈夫だと思わず、しっかりと対策して野球観戦を楽しんでくださいね。
・水分・塩分補給をしっかりする
・涼しい格好をする
・帽子やタオルなど日除け対策をする
・身体を冷やせるグッズを持っていく
・冷却スプレーを持参